rpmをそこそこ使いこなす
Posted on 2010/10/13
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今まで、リポジトリの説明と、yumの説明をやっていました。
結局のところ、rpmを簡単に管理出来ると良いですね。から始まった事だと思うので、この辺りで一度rpmを扱うrpmコマンドを使えるようになっておきたいと思います。
以下は、man rpmの抜粋です。大きく分けて、
情報系(QUERYING AND VERIFYING)、設定系(INSTALLING, UPGRADING, AND REMOVING)、その他
から成ってるみたいです。
それでは、そこそこ使う物を。
NAME rpm - RPM Package Manager SYNOPSIS QUERYING AND VERIFYING PACKAGES: rpm {-q|--query} [select-options] [query-options] rpm {-V|--verify} [select-options] [verify-options] rpm --import PUBKEY ... rpm {-K|--checksig} [--nosignature] [--nodigest] PACKAGE_FILE ... INSTALLING, UPGRADING, AND REMOVING PACKAGES: rpm {-i|--install} [install-options] PACKAGE_FILE ... rpm {-U|--upgrade} [install-options] PACKAGE_FILE ... rpm {-F|--freshen} [install-options] PACKAGE_FILE ... rpm {-e|--erase} [--allmatches] [--nodeps] [--noscripts] [--notriggers] [--repackage] [--test] PACKAGE_NAME ... MISCELLANEOUS: rpm {--initdb|--rebuilddb} rpm {--addsign|--resign} PACKAGE_FILE ... rpm {--querytags|--showrc} rpm {--setperms|--setugids} PACKAGE_NAME ...
・rpm -qa -last
インストールされているパッケージの一覧を更新日付付きで表示します。
最近更新した物を忘れても、コレで思い出せます。便利ですね!
yum list installedの結果と同じになるかと思ってたんですが、数が合いませんでした。
なぜでしょうかね。。
・rpm -q パッケージ名
指定したパッケージがインストールされている場合は、結果を表示してくれます。
-qa した結果から探すよりかはいくらかクール。
・rpm -qi パッケージ名
インストールされているパッケージの詳細情報(versionとか)を表示してくれます。
まぁ、パッケージで入れた物を使ってない可能性もあるので、あまり信用せず、、
・rpm -qf ファイル
指定したファイルがどのrpmに含まれていたか表示してくれます。ただし、
ソースから入れた物を上書きしちゃっても、表示してくれます。
・rpm -ivh パッケージ名
i=インストール、v=詳細出力、h=進捗状況表示 です。インストールするときは全部コレで良いと思います。
ちなみに、 -test とすると、インストールするフリだけします。
・rpm -Uvh パッケージ名
U=アップデート、で後はインストールのときと同じです。
別にアップデート対象が無くても良いので、初回から -Uvh でも問題ないのですが、気分的に使い分けます。
・rpm -e パッケージ名
アンインストール。削除してくれます。が、一度--testを付けて実行するのをお勧めします。
依存する物も有るので油断は禁物でーす。
最後に。rpmは決して怖くなーい。勇気を持ってくださーい。
それでは。