オープンソース資産管理ツールGLPIを触ってみる。
Posted on 2010/10/21
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さて。前回インストールまで完了したので、少し触ってみます。
オサライですが、GLPIの提供する機能は大きく分けて2つ有ります。
- リソース管理(ハード、ソフトから、契約等等)
- チケット管理(簡単なヘルプデスクシステムみたいなの)
システム運用や、oahelp業務の中でリソースを管理・更新して行くのはもちろんの事ですが、関連するアクション管理まで1つで出来るのは、なかなか良いんじゃないでしょうかね。
それでは、画面をベースに使って行きます。
- ログイン後画面
ログイン後画面はこんな感じです。資産管理ツール!と思ってので、BTSかCRM対応管理か?みたいな画面が表示されたので少し違和感が有りました。。
上段にメニューが有るので、基本はそこから操作します。
一覧、ユーザサポート、運営管理等等・・・
また、早速日本語で表示されて「取っ付きやすさ」抜群ですが、こちらは個人設定の画面から言語を日本語に変更してあります。
- 一覧
メニューの一覧が、資産管理のメインになります。
インストール直後は、当然何も登録されてないので、一つPCを登録してあります。
一覧で、名前やステータス等が確認出来る仕組みになってます。
上の例だと、imacは利用中で、自宅のリビングに置いてあるんだなー。って事ですね。
- コンピュータ詳細
一つのコンピュータ、モニタ等のアイテムには詳細に情報を記載する事が出来ます。
下に、内部パーツってのがありますが、マザーボード、CPU、メモリまで登録出来ます。
細かく管理出来るのは良いですが、ちょっと大変ですね。。
もう一つの機能、チケット管理についてです。
上のコンピュータ詳細にも、「チケット」タブが有りますが色々な所からチケット登録出来るみたいです。
以下は、管理担当者間を想定して、情報の調査依頼をチケットとして作成した画面です。
項目はBTSと大体同じですね。
- ソフトウェア
ソフトのライセンス管理、お困りではないでしょうか・・・私は困ってます。
根本的な原因は、置いておいて、、ライセンスの数と、何処で使われているか? が特に困ります。
以下は、ソフトウェアのアイテム「動画編集ソフト」を作成した後に、
下にあるライセンス。からライセンスについて情報を登録した画面です。
ライセンスの数も登録出来、利用しているコンピュータも関連づけする事が出来ます。
ちょっとワクワクしてきました。
- チケット管理
コンピュータの詳細でも少し説明した、チケットの管理用画面です。
オープンのチケットがどれだけ有って、重要度が〜ってのもBTSと大体一緒ですね。
- メーカ管理
読んで時のごとく。ですが、連絡先を記録しとかないと問い合わせで書類棚に向かう事に、、
- 契約情報管理
管理したい契約情報。やっぱ保守契約でしょう。
次の更新いつだっけ、、あれ?更新するなら費用いくらになるか早めに見積り取っておかないと、、、
ですので、下の例は、保守契約を想定して登録しました。
サポート時間もばっちりです。口座番号は、保守契約番号、ですかね。
で、アイテムとメーカの関連付けも可能です。
- ツールメニュー
レポート機能、が良いですね。管理してる情報を色々な切り口からレポート作成してくれます。
- 設定メニュー
ユーザ管理や、データのバックアップ・リストアがここから行えます。
あと、ルールってのが設定出来るみたいですが全然解りません。
- セットアップメニュー
マスタ設定等の機能や、チケット管理の為の通知設定等等です。
ドロップダウン等のマスタ系の登録は頭を悩ませそうですが、アイテム登録時にも都度都度登録して行く事が可能なので、とりあえず運用してみて、定期的にメンテ。がスタートアップでしょうか。
とりあえず、ざっくりと画面を交えながら触ってみました。
しかし、こういったツールは「運用してこそ」なので実際に使ってみる事。が重要ですね。
幸いセットアップは簡単なので試しにどこかで使ってみますかね。。
あと、実際に使っている方の話を聞きたい!
とりあえず、こんなところで。