rpmforgeリポジトリを設定する
Posted on 2010/09/26
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リポジトリ、とは何でしょうか。
システムに含まれていないソフトウェアをインストールする時、以下のコマンドを実行した事、ありますよね。
yum search apache yum install apache
上記で search , install としていますが、どこから探したり、インストールしているのでしょうか?
それが、リポジトリ=ソフトウェアの倉庫 になります。
管理者が倉庫の中にあるソフトウェアの管理をしている訳ですが。
標準設定されているリポジトリだけだと、欲しい物が入っていなかったり、古かったりします。
と、言う事で外部リポジトリである、rpmforgeを追加できるようにして行きます。
まずその前に、yum priorities を導入します。
リポジトリ毎の優先度を設定出来るので、AとB両方に有る場合Aを優先するって事が可能になります。
yum install yum-prioritiesインストールしたら、confに優先度の設定を加えます。
/etc/yum.repo.d/以下にリポジトリの設定ファイル *.repoが有りますので、設定します。
[root@localhost ~]# ls /etc/yum.repos.d/*.repo /etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repo [root@localhost ~]# vi /etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repo # CentOS-Base.repo # # The mirror system uses the connecting IP address of the client and the # update status of each mirror to pick mirrors that are updated to and # geographically close to the client. You should use this for CentOS updates # unless you are manually picking other mirrors. # # If the mirrorlist= does not work for you, as a fall back you can try the # remarked out baseurl= line instead. # # [base] (中略) priority=1 [updates] (中略) priority=1 [addons] (中略) priority=1 [extras] (中略) priority=1上記で、標準リポジトリの優先度が最も高く(最高:1 最低:99)なりました。
次は、GPG-KEYを取り込み、リポジトリのインストールを行います。
rpm --import http://apt.sw.be/RPM-GPG-KEY.dag.txt [root@localhost ~]# wget http://packages.sw.be/rpmforge-release/rpmforge-release-0.5.1-1.el5.rf.i386.rpm [root@localhost ~]# rpm -Uvh rpmforge-release-0.5.1-1.el5.rf.i386.rpm
インストールが完了したら、/etc/yum.repo.d/rpmforge.repoに設定が置かれるので、
有効(enabled = 1)となっていれば、完了です。
rpmforgeを追加する事で、
多くのソフトを簡単にインストールする事が可能になります。
とりあえずOSを入れたら追加しておくのがおすすめです。
ではでは。
http://rpmrepo.org/RPMforge/Using
ちなみに、ServersManの内容はこんな感じです。
[root@localhost ~]# ls /etc/yum.repos.d/ 0_WARNING.txt CentOS-Base.repo Solarspeed-BlueOnyx.repo mirrors-rpmforge rpmforge.repo BlueOnyx.repo CentOS-Media.repo Virtual-BlueOnyx-5106R.repo rpmforge-testing.repo vz.repo